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歯周炎の検査

歯周炎といっても初期の段階では自覚症状はほとんど見られません。
そして自覚症状を認めたときには既に歯周炎になっており、更にそれを放置することで歯を失ってしまいます。

自覚症状のない歯周炎の初期は自分で気付くのは難しいのですが、実は歯科医であっても気付きにくいものであるということを覚えておいてください。
何故ならかかりつけの歯科医院であればまだしも、そうでない場合、歯周炎である事を発見しにくいものなのです。

しかし歯医者へ行けば歯周炎など歯周病の検査を黙っててもしてくれるものだと思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。それは間違いです。
歯科医院は患者からの訴えがなければ歯周炎など歯周病の検査はしないものです。

そのため自覚症状のない歯周炎の初期に歯科医院に行って受診したからといって、歯科医の誰もが歯周炎である事を発見できるわけではないのです。
なので歯周炎を心配されて歯科医院を受診するのであればきちんと「歯周病の検査をしてください」と申し出てください。

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歯周炎の早期治療

自分では気付かず重症になってしまってから歯周炎の治療をするため、いくらお金と時間を掛けても、治療後数年後には確実にまた治療が必要になるものであると医師側、患者側の誰もが今までそう思ってきました。

そのため歯周炎の末期を迎えた方のほとんどが歯周炎に対する治療を諦めてしまい、歯を抜くしか治療の方法はないと思い込んでは抜歯を受け入れ、その後入れ歯による治療をしてきました。

しかしそれは今までかかりつけの歯科医院がなく、定期的にケアをしてもらっていなかった方の場合で、歯周炎になってしまってからその治療のために歯科医院を受診した場合です。

このことから日頃からかかりつけの歯科医院を見つけ、歯周炎になる初期の段階で歯周病を発見しできるだけ早期治療をすることで歯周炎などの歯周病は歯を抜かなくても簡単に治療可能であることを覚えておきましょう。

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歯周炎 歯周病の検査

自分が歯周炎であるかどうかを確認、治療するためには当たり前の事ですが検査をしてもらう必要があります。歯周病はバイオフィルムによって引き起こされますが、これだけでは歯周炎にはなりません。

歯周炎になるには様々なリスク因子が絡むことで引き起こされます。
そのためまず現在の歯周病の状態と同時に歯周炎になりうるリスク因子を調べる事から始まります。

また歯周病になりうるリスク因子に遺伝的要素があり、特に歯周炎の種類の中でも組織破壊の速い歯周炎に関しては兄弟や姉妹の約4割から5割の人が症状の悪化が同じように認められています。

これは免疫異常や免疫グロブリンの遺伝子多型によるものが注目されていますが、歯肉炎や歯周炎の歯周病の検査は家族単位で遺伝と生活習慣の双方を調べる事で改善する事が可能なのです。

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歯周炎と喫煙歴

歯周炎であるかどうかを調べるためにはまず歯周病であるかどうかを調べるための診察と検査が必要となります。
また歯周炎にまで発展してしまう歯周病には様々な要因があります。

例えば喫煙、精神的ストレスなど普段の生活環境はもちろんのこと、乱れた生活習慣も要因として挙げられます。更にかみ合わせや特殊な歯の形態、以前治療した際の不良な被せ物の有無なども挙げられています。

以上に挙げた要因は歯周病はもちろん、症状が更に悪化した歯周炎にも深く関わってくる要因です。特に喫煙をされている方は要注意で、歯周炎の原因ともされる歯周病原性菌より喫煙は大きな影響を与えます。

そのため歯周炎であるかどうかを知る前に自分が歯周病であるかどうかを調べるために欠かすことのできない情報として、喫煙を今までどれくらいの期間続けてきたのかを知ることが歯周病検査の基本となるのです。
既に歯周炎の治療をされている方、専門医に喫煙歴を聞かれませんでしたか?

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歯周炎 かかりつけの歯科医院

歯周炎であるかどうかの前に自分が歯周病であるかどうかを調べてもらわなければなりません。かかりつけの歯科医院があれば症状が軽い初期の段階での発見、治療が可能となります。

特に家族みんなが同じ歯科医院のかかりつけであれば、家族単位の診察が可能なりますので皆で同じリスク因子について注意し、歯周病予防の取り組みも可能となります。

しかし今までかかりつけの歯科医院がなく、症状が悪化し歯周炎となってしまってから歯科医院へ駆け込んだ場合と、普段からかかりつけの歯科医院を持つことで歯周炎の治療を受ける場合とでは治療内容は全く異なります。

歯周炎などの歯周病は言わば慢性の病気であることから、かかりつけの歯科医院で普段から診てもらうことで、症状が悪化し歯周炎になる前の初期の段階で治療が可能となりますので、かかりつけの歯科医院を見つけ歯のクリーニングなどで定期的に通う事も歯周炎を予防する有効な手段です。

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歯周炎 歯周病の状態

歯周炎の検査をする前にまず歯周病であるかどうかを調べるため歯周ポケットを検査します。この時、プラークを全て綺麗に除去し腫れた歯肉の症状が治まってから歯と歯茎の間に出来た溝に器具を差込みます。

この時専門医が確認するのは、歯と歯茎の間にできた溝、歯周ポケットがどれだけの深さなのか。そして歯肉の内側に出血が見られないかどうかです。
そこで歯周炎で骨が溶けて失われたり、歯周ポケットが深かった場合はもしかしたら過去に歯周病を発症し症状が酷かった時の痕跡である事があります。

また自分で歯肉炎または歯周炎であるかどうかを把握するために最も簡単な方法はリンゴを丸齧りしてみることです。その時リンゴに血がついたり、歯肉から出血が認められる場合は歯周病の兆候である可能性があります。

そして歯周炎などの歯周病の検査は虫歯のリスク検査と違い、ある程度普及していますので、申し出ることで歯周病の検査をしてくれる歯科医院もあります。
歯周病が気になる方は是非一度検査を受ける事をお勧めします。

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歯周炎に効く薬

歯肉炎や歯周炎を治す薬はありません。確かに歯周炎も細菌感染によって発症するため細菌を殺す物質を使用することで歯周炎の原因の細菌を退治し、歯周炎の進行を抑えることができるのではないかと思いますよね。

今までは本人も歯周炎になっている事に気付かず歯がぐらついてきて始めて治療を開始していたため、ぐらつく歯をおさえる治療が歯周炎の治療であると考えられてきました。

しかし歯周炎の原因は様々な微生物が集結することで更に強固な構造体となった細菌の塊であるプラークです。また歯周炎の初期症状は本人でも気づく事が難しくその間にゆっくり進行して行きます。

そのため薬を使用しても思った効果は得られず例え効果を得られたとしても一時的で、その状態を維持し続けることはできません。慢性の病気である歯肉炎や歯周炎は一時的なものでは意味が無いのです。

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歯周炎のなりやすさ

歯周炎の治療を既にされている方もいらっしゃると思います。
自分が何故歯周炎になってしまったのか、そのリスク因子をきちんと把握していますか?リスクを知らずに治療を終えてもまた歯周炎になってしまう可能性があります。

むし歯も歯肉炎や歯周炎も多くの人が経験されていますが、だからといって誰もがかかる病気ではなく、もちろん全ての歯がむし歯や歯周炎などになってしまうわけではありません。

つまり歯周炎になりやすい部位、条件などがあるのです。
そのため既に歯周炎になってしまった人は、自分は歯周炎になりやすいのか、どのような原因で歯周炎になってしまったのかなどを把握しましょう。

これらリスク因子をきちんと把握し適切な処置を講じなければ歯周炎の治療が終わった事にはなりません。歯周炎やむし歯のなりやすさを把握する事は、早期治療や予防への第一歩です。

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歯周炎 治療の歴史

歯茎の病気を引き起こす原因は紀元前のギリシャから20世紀半ばまでは、歯石であると考えられていました。何故なら歯周炎となり歯を失った場合のほとんどに歯石が見つかったためです。

そこで細菌が繁殖する場となる歯石は困った事に歯茎が病気に対する治癒の邪魔をしてしまいます。このことから歯石を除去する事で歯根の表面をきれいにするプラークコントロールが重要である事は今でも変わりません。

しかし1960年代にはプラークの中に存在する細菌が歯肉炎や歯周炎の原因であるとが確認された事から、ブラッシングによりプラークの量を減らす効果が期待されるようになったのです。

また歯周ポケット内の環境と同じ環境を作り、そこで細菌を培養する研究法が取り入れられた事で、歯肉炎や歯周炎の原因となる特殊な菌が次々発見されました。

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歯周炎の治療

歯周炎にかかりやすい因子には、全身疾患も絡んでいますがそれだけではありません。実は炎症に関わる免疫系の遺伝的因子もあるとされています。

また遺伝的因子の他にも糖尿病などの全身疾患や、喫煙、細菌性の沈着物などの口の中がどれだけ衛生的に保たれているかなどがあります。

しかし上記に挙げたものも歯周病(歯周炎、歯肉炎)の因子となるのですが、更にこれらのほかには加齢であることなども挙げられています。

しかもこれらの因子が1つではなく、いくつかの因子が絡み合って歯周炎の原因となっています。
そのため歯周炎になりうるリスクを少しでも下げることが歯周炎への最良の治療なのです。

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歯周炎の治療に大切な事

以前までは歯周炎や歯肉炎の原因が歯石だと思われていたため歯石を除去する方法が発達してきました。そして今でも歯周炎などに重要なのはプラークコントロールであることに変わりはありません。

その後は歯周ポケット内と同じ環境で細菌を培養する方法が取り入れられ歯周炎の原因となる特殊な細菌が次々発見されました。そして現在では、歯周炎によって歯を支える組織破壊の原因が細菌だけでない事がわかりました。

歯周炎になる要因には遺伝や喫煙など様々なリスクが関わっており、それらが重なることで歯周炎になります。

そのため歯周炎や歯肉炎の治療には日頃のブラッシングや定期的に専門医にプラークを除去してもらうプラークコントロールで細菌が繁殖し症状が悪化しないよう管理し、それらの因子を改善する事が歯周炎の治療に大切だと言われています。

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歯周炎治療の検査

歯周炎や歯肉炎の初期は自覚できる症状は少ない事から、現在の症状がどの程度なのかを把握するためにも検査を欠かすことはできません。
そこで最初に行なわれるのが細い針を使用した歯周ポケットの深さを測る検査です。

この検査をプロービング検査と呼び歯肉の炎症がどの程度かを把握するために、本来の位置より歯を支える組織がどれだけ下がっているいるのかを把握する歯肉炎や歯周炎の検査で最も基本的なものです。

そして歯周ポケットが深さ3mm以下なら正常、それより深い場合は注意が必要ですがこれは過去に発症した歯肉炎や歯周炎の痕跡である事から、歯周ポケットが深いからといって必ずしも現在かかっているとは限りません。

確かに歯周ポケットが深い部位は歯周炎や歯肉炎が進行しやすくなりますが、もし歯を支えるはずの組織全体が少ない場合は歯周ポケットも浅くなりますので、歯周ポケットの深さだけで歯肉炎や歯周炎であると判断するわけではありません。

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歯周炎 X線写真

歯周炎は歯槽骨が炎症によってコラーゲン線維と共に溶けてしまう病気ですが、歯周炎であるかどうかを調べるためにどのような検査が行なわれるのでしょうか。
組織破壊を調べるためにはX線写真を使用します。

この時用いられるX線写真は、口の中全体を撮影するため口の中に小さなフィルムを入れて10回程度に分けて撮影することで影絵のように写りますので、より正確に歯の周りの骨の状態を把握できます。

しかし多くの歯科診療所で用いられているのはX線撮影装置で一般的にはパノラマX線写真と呼ばれていますが、この装置は断層撮影の装置である事から顎の状態を全体的に把握する事は出来ますが、骨の状態までは正確に把握する事ができません。

このように歯周炎は歯周ポケットの深さを測定する検査と、X線写真によって診断されます。そして歯周炎と診断されれば適切な治療が開始されるというわけです。

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歯周炎 外科的処置

既に歯周炎の治療を開始されている方であればお分かりかと思いますが、様々な検査を経て歯周炎の治療が開始されますよね。
歯垢や歯石の除去から始まり歯周ポケットの測定やX線撮影などがされます。

そこで歯周炎の治療で歯茎にメスを入れる外科的な処置が行なわれる事をご存知ですか。歯周ポケット内の炎症が酷い場合には歯根部の歯垢や歯石を除去し炎症部分を切除するため歯茎にメスを入れるのです。

また歯周ポケットが深ければ場合によって、歯肉そのものを切除する事でポケットを除去することもあります。歯周炎の治療はただ歯垢や歯石を除去したり歯を抜くことだけではなく、歯茎にメスを入れてこのような治療も行なわれるのです。

ですが歯茎にメスを入れるなんてちょっと怖いですよね。そのような治療を受けずに済むよう日頃から歯垢や歯石を溜め込まないよう正しいケアを継続する事が歯周炎の治療や予防には欠かせない事なのです。

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歯周炎 メスを入れる目的

歯肉炎や歯周炎の治療では時に歯茎にメスを入れる外科的な処置が施されます。
そこで歯周炎の治療で歯茎にメスを入れなければならないのは何故なのでしょう?
例え歯周炎の治療と言ってもできれば口の中にメスを入れたくないですよね。

しかし歯周ポケットが深い時には奥の方まできちんと確認する事が出来ません。そんな時にポケット内に沈着した歯垢や歯石を確実に除去するためメスで歯肉を切り開く必要があるのです。

また歯周炎によって骨や歯肉の形は変化します。そして変形した骨や歯肉を改善するためにもメスが入れられますが、この時メスを入れるのに一番効果的なのは歯茎の一部分が目立って症状が酷い場合です。

更に歯周炎が再発しないよう予防のため歯茎の性質、形や見た目を改善する時にもメスが入ります。歯周炎の治療や予防に欠かせないブラッシングのしやすい自然な形へと回復したり、露出している歯根をカバーするためです。

これらが歯茎にメスを入れる目的となりますが、歯周炎の進行を放置する事でこれらの処置がとられてしまいます。そのためここまで症状が酷くなる前に日頃から歯周炎の予防と早い時期での治療に努めましょう。

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歯周炎治療の基本はプラークコントロール

歯周炎を放って置く事で最終的に歯を失う事になりますが、この時失った歯を補うため、そして歯を失ったために不適切になってしまった噛み合せを回復するために歯茎にメスを入れ治療がされることがあります。

ですが歯周炎の初期の段階で症状が軽度であればまずメスを入れる治療までは必要とされませんし、例え症状が進行し酷くなってしまった歯周炎に対してもメスを入れる治療だけが行なわれるわけではないのです。

歯茎にメスを入れて歯周炎の治療をする前に必要な事は、歯周炎治療、歯周炎予防の基本ともなるプラークコントロールで歯肉に見られる炎症を改善する事です。
この基本となるプラークコントロールで外科的処置が成功するかが決まります。

そのため日頃から歯周炎予防を心がけ、プラークコントロールができている人はまだ良いのですが、そうでない人は歯周炎が酷くなる前も酷くなった後もしっかりプラークコントロールに励んでください。これがしっかりできなければ、いくら歯茎にメスを入れて治療しても良い結果を得ることは出来ません。

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歯周炎治療の基礎と基本

歯周炎にはいくつか種類があり、歯周炎の病気の型にはそれぞれある特定の歯周病原性細菌が関わってきます。ですがこれらの細菌のほとんどが空気に触れることを嫌がる性質を持っています。

そのため嫌いな空気を避けるために歯肉の上ではなく歯周ポケット内の環境を好むのです。歯周ポケット内は細菌が定着しやすく更に繁殖しやすい環境であることから細菌は歯周ポケットにたまるわけです。

このことから歯周炎治療はプラークコントロールが基礎となりますが、治療の基本はスケーリングやルートプレーニングなどで、歯周炎の中等度以上の症状が見られると外科的処置がとられる場合があります。

更に歯周炎が重度になるとぐらついた歯を補強するため冠で連結したり、治療ができないほど症状が悪化している場合には抜歯しなければならず、今度は失った歯を補ぎなう治療がされていきます。

歯周炎は進行程度によって治療内容が変わってきます。
ですが歯周炎治療や予防の要はプラークコントロールです。
日頃からきちんとプラークコントロールをしていきましょう。

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歯周炎は継続的な治療が必要

歯肉炎は適切な歯磨きを続ける事で症状を改善する事が出来ますが、歯周炎はそうはいきません。いくら自分で歯磨きを丁寧にしていても歯周炎になってしまったら継続的に歯科医院などに通い適切な治療が必要になります。

何故ならいくら丁寧に歯磨きをしていると思っていても歯ブラシの毛先は歯肉線の下2〜3mmまでしか届かないのに対し、専門医が行なう歯のクリーニングでは倍の深さ4〜6mmまで届くので歯石や歯垢を綺麗に除去することができるのです。

このことからも歯磨きだけで歯周炎の原因となる細菌を除去しきれないことが分りますよね。また歯周ポケットが5mm以上深くなると外科的処置が必要となり、歯茎にメスが入れられ歯のクリーニングと失われた骨の修復がされます。

そして歯から離れた歯肉を切除することで残っている歯肉と歯が付着しますから、治療後には自身でのプラークの除去が可能となります。そのため歯磨きをきちんとしていてもそれだけでは不十分ですから定期的に専門家に歯のクリーニングをしてもらうようにしましょう。

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歯周炎 膿が出たら

歯周炎の治療をする際にもし膿がたまっているとテトラサイクリン系やメトロニダゾールなど抗生物質が使用されます。そしてこれらの抗生物質を染み込ませたフィラメント状またはゲル状の薬剤を使用します。

それを歯周ポケットに奥深く挿入する事で、歯周炎に侵されてしまった患部に高濃度の薬を満遍なく行き渡らせる事ができるのです。また歯周炎で膿が出る歯周膿瘍(ししゅうのうよう)は骨の破壊を急激に進行させてしまうため危険です。

しかし例え歯周炎になって膿が出てきても、適切な治療を早期のうちにすることで、実は一度破壊された骨の多くが再生するのです。

そのため歯周炎の症状を悪化させる膿が出る前に適切な治療を受けることが大切です。そうすることで自分の大切な歯を失わずに済むかもしれないのです。
歯周炎を悪化させたくなければ、自分の歯を失いたくなければ早めに治療してもらってください。

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歯周炎 抜歯

歯周炎がひどくなると以前まではぐらついている歯を固定して様子を見て、歯周炎がさらに進行してくると簡単に抜歯をする治療を行なってきました。
今では歯肉炎や歯周炎の原因も解明され、それに伴って治療法も様々開発されすぐに抜歯はされなくなりました。

歯周炎が酷くなっても奥歯は根が枝分かれし複雑な形をしているので簡単に歯がぐらつくことはありませんし、前歯も動く歯と隣の歯を固定する事で歯のぐらつきを防止でき、歯肉の炎症は見られても腫れや痛みが引くと治ったように感じられます。

これらを経験すると抜歯は避けられるものと思われますが、場合によっては抜歯することが返って周囲の歯を守る事に繋がる事もあるのです。歯周炎はひどくなると周囲の組織までも破壊してしまうため抜歯によってそれを阻止することができるのです。

そのため歯周炎に対して様々な治療がされてきたにも関わらず症状が改善しない場合には、抜歯した方が体の健康にとって良いこともあります。何故なら口の中の細菌や毒素などの有害物質は血液を通して体調に影響を与えるためです。

なので歯周炎になってしまい治療をしても症状が改善されない場合には、歯科医師に抜歯を視野に入れた治療法を良く相談してみるのもいいかもしれません。

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歯周炎がひどくなると

歯周炎が進行し悪化してくると口臭がきつくなったり、歯茎から出血や膿が出たり、指で押すだけで歯がぐらつき歯並びが変化したりします。これらを放置する事で食事はしにくくなり、口臭が気になり会話もしにくくなります。

また口腔内の細菌などは血液中によって全身へ運ばれ微熱が出やすくなるなど体調にも変化が現れてくるだけでなく、歯茎の腫れや痛みを伴う場合もあります。
そして日々のブラッシングで歯肉の炎症を改善すると今度は歯茎が下がります。

しかし中には歯茎から出血するのを嫌がる人や、歯茎が下がった事で歯が長く見える事を嫌がる人もおり、そのせいでブラッシングを怠りプラークコントロールがなされない人もいますがこれは絶対にやってはいけません。

歯周炎で歯科医師に歯石や歯垢を除去してもらうと歯肉は引き締まって歯が長くなったように見えますが、これこそが健康を取り戻した歯肉なのです。
歯周炎が悪くなると様々不快な症状が出てきます。そうなる前に歯周炎予防をしっかりしましょう。

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歯周炎 連結固定

歯周炎が進行すると徐々に歯はぐらついてきます。これは歯を支える骨が歯周炎によって失われているためです。この時にはちょっとした小さな力を加えるだけで歯がぐらつくようになります。

このような時にはぐらつく歯と隣り合う歯を互いに繋げることで、歯周炎になってぐらつく歯を動かないよう安定させるのです。これを「連結固定」と言い、プラークコントロールがきちんとできていれば、骨が予想以上に失われていても歯を長持ちさせることができるのです。

そして歯周炎によってぐらつく歯を固定する方法には、接着剤、針金で縛る、歯を削ってクラウンを被せるなど様々な方法がありますが、これらの方法はプラークコントロールがしっかりできていて初めて成功する治療法です。

プラークコントロールがしっかりできていない状態で、歯を固定するこれらの歯周炎治療はただ歯周炎の進行が分らないよう隠すだけの処置となってしまいます。
そのため歯周炎の治療、予防のためにプラークコントロールはしっかり行なってください。

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歯周炎が悪化する原因

普段からかかりつけの歯科医院がなければ症状を自覚し歯科医院に足を運んだ時には既に歯周炎の症状がひどくなってしまってから治療が開始されるため、この時の歯周炎の治療は失われた機能や変形した形の回復に重心が置かれます。

またひどい歯周炎では骨がほぼ失われていたり、凸凹した形が残り、歯の位置も本来の位置より移動しています。
そして歯周炎治療を受けてプラークコントロールが完璧になされてもこれらの状態は残ってしまうのです。

しかし歯周炎がひどくなる場合、患者本人は元より医療サイドつまり歯科医師側にも責任があるのです。それは若い頃からされてきた歯周炎に対する処置を繰り返しておきながら、歯周炎の予防をきちんと指導していない場合が多いからです。

今まで歯周炎で何かしらの処置をしてきたにも関わらず、プラークコントロールの重要性やその方法、歯周炎の大敵とも言える喫煙に対して一切の説明や禁煙の勧めなどがされなかったことも歯周炎を悪化させてしまう原因になるのです。

そのため歯科医師ばかりに頼らず自身でもしっかり歯周炎の予防や治療に対する知識を身につけておくことが大切です。

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歯周炎がひどくなったときの治療法

歯周炎がひどくなると、アゴの力を安定して支える噛み合せが不適切になってしまいます。そのためこのような歯周炎の治療では炎症がほぼ改善した時に、安定した噛み合せにするための処置も同時に行なわれます。

まず仮のアゴの位置を決めます。そして歯周炎の悪化に伴って移動してしまった歯の位置を回復する矯正治療や、ぐらつく歯を隣り合う歯と繋ぎ合わせることで安定させる連結治療が行なわれます。

また歯周炎によって凸凹になった骨を改善するためには、骨を削る事で凸凹をなくす切除療法や、骨を移植したり失われた骨を再生させることで本来の高さに近い状態へとする再生療法などがあり、これらを組み合わせて歯周炎で凸凹になった骨を治療します。

骨を再生する治療法は周囲の骨の高さがある程度必要になりますが、治療後は良い結果を得られますし、プラークコントロールがしやすいよう歯茎の形を整えたり硬くなった歯肉を改善する外科処置も場合によって行なわれ、これらが歯周炎がひどくなった時に行われる治療法です。

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歯周炎の治療のゴール

歯周炎がひどくなると様々な治療が必要となりますが、こうなってしまうと「これで治療は終了です」という明確なゴールは決められていません。これは歯周炎を悪化させた結果であることから本人が今後どのような生活を望むかで治療のゴールは決まります。

この時歯科医師は患者にとってどのような治療法が最適なのかを見極め患者に合った治療法を選択します。患者がどこまで望むのか、今後どのような生活を望むのかによって治療法も変わってくるのです。

しかし希望を全て叶えられるほどのバリエーションを持ち合わせた歯科医師は稀で、通院する歯科医院によっては、見た目を重視した審美性に拘る歯科医師や、形が多少気になっても自然のままが良いと手を出さずに長持ちさせる治療法を検討する歯科医師もいます。

そのため歯周炎がひどくなってしまった場合の治療のゴールは患者さん次第で、総入れ歯を選択される人もいれば、インプラントでの治療を選択される人もいるわけですから、選択する治療法によってゴールが決まるわけです。

でも出来る事ならこのような選択をしなくて済むのが一番ですよね。
そのためにも歯周炎の予防は日々欠かさずしっかり行なっていきましょう。

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「歯周炎 歯を残す治療」の目次

歯周炎 歯を残す治療 [15]


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