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歯周炎 歯を失う原因

人の歯は年齢を重ねるに連れて自然に減ってくるものだと思っていませんか?
一般的にこの現象は当たり前のように認識されていますが、実は歯は年齢を重ね加齢になったからと言って自然に減っていくものではありません。

年齢を重ね加齢になるに連れて高くなるのは歯肉炎や歯周炎になりうるリスクであり、むし歯や歯周炎などでない限り自然に歯が抜けるなんてことは無いのです。

では歯を失う原因として挙げられるものは何なのでしょうか?
歯を失う原因として挙げられるのは主にむし歯などで約6割、残りの約4割は歯肉炎、歯周炎の歯周病なのです。

そのため現在歯周炎の治療を受けている方はもちろん、これから歯周炎にならないよう予防していきたいとお考えの方はまず歯周炎についての知識を深め、よく理解した上で治療、予防に励みましょう。

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歯周炎の予防と治療の大切さ

年齢を重ね加齢になると共に歯が失われてしまうのは、若い頃にむし歯など何かしら歯の病気をしその治療を繰り返してきた結果であり、歳を取ったからといって自然に歯が抜ける事はありません。

そして歯周炎などの歯周病は加齢になってからではなく、若い頃になっていることが多いため、年齢を重ねると共に歯周炎の症状が悪化してきたからといって、その時に治療を開始しても残念ながら歯は元には戻りません。

しかし若い頃から歯周病の検査を歯医者さんで定期的にきちんと受けていれば、歯周炎になる前や、例え歯周炎になってしまったも歯を失うまで症状が悪化する前に治療が可能となりますよね。

そのため若い頃から歯周病の定期検査を怠らず、きちんと予防、治療をしていれば歯周炎で歯を失う事はありませんので、歯周炎で歯を失わずに済むよう定期検査はしっかり受けましょう。

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歯周炎 歯周病の分類

歯周病という言葉を聞いた事があると思いますが、この歯周病にはいくつか違う言葉で使用されていることをご存知でしょうか。
実は歯周病は症状によって異なる言葉に分類されているのです。

まず歯周病といえば一般的に「歯周疾患」や「歯槽膿漏(しそうのうろう)」の事を指し、以前まで歯周病は歯槽膿漏と呼ばれていました。

ですが今では歯槽膿漏で見られる歯槽から膿が出るという症状のほかにも症状が見られることから歯の周りで引き起こされる病気として、歯周病または歯周疾患と呼ばれています。

そして歯茎のみが腫れる「歯肉炎」と、歯と歯を繋ぐ部位が破壊されたりあるいは歯を支える骨が破壊される「歯周炎」と症状の違いによって歯周病は分類されているのです。

そのため歯周炎が気になる方や、歯周炎を予防したい。という方はまず歯周炎がどのようなメカニズムで発生するのかを知り、その上で予防策を考えてみましょう。

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歯周炎と歯肉炎

歯周病は歯肉炎や歯周炎に分類されますが、歯肉炎と歯周炎の違いは何なのでしょうか。これらは似たような言葉ですが、症状の出方や治療法も変わってきます。
歯周炎の治療を検討されている方などはまずこれらの違いについて覚えておいてください。

まず歯肉炎の主な症状は「歯茎のみが腫れる」状態です。
そして歯肉炎の場合は、正しい日頃のケアつまり歯磨きによりきちんと歯垢が取り除かれる事で健康な状態に歯茎を戻す事ができます。

しかし歯周炎は歯茎だけが腫れる歯肉炎とは訳が違い、歯同士を繋ぐ部位などが破壊された状態である事から、一度破壊された患部を健康な時の状態に戻すのは容易であはりません。

そのため歯周炎により歯茎が下がってしまった場合には、その位置のまま歯茎の腫れや破損部位を治療し、健康時のような引き締まった歯茎に治療していくのが歯周炎なのです。歯肉炎と歯周炎にはこのような違いがあります。

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歯周炎は元に戻らない

歯周病は歯肉が炎症を起こす歯周炎、そして本来歯を支えているはずの組織が破壊される歯周炎に分けることが出来ます。

そこで歯肉炎と歯周炎。どちらがやっかいなものであるはか言うまでもありませんね。歯肉炎は歯肉の炎症ですから、きちんと治療してもらうことで治ると後遺症は残りません。

しかし歯周炎は歯肉炎とは違い、歯肉の炎症のみならず歯を支えているはずの組織が破壊されてしまうわけですから、歯周炎になってしまってから慌てて治療したところで元に戻す事はできないのです。

そのため歯周炎になってしまう前に自身でできる歯周炎予防を日頃からしていくことが大切になってくるのです。

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歯周炎とは

歯周炎が引き起こされる原因にはプラークと呼ばれる細菌の塊が挙げられます。
そのため歯周炎を予防するためには、日頃の歯磨きできちんとプラークを除去してあげることが大変重要なのです。

そこで歯周炎とは、歯周組織が破壊される歯の疾患の事を言います。
歯周組織とは歯肉・歯根膜・セメント質・歯槽骨によって成り立っている組織の事です。

そして歯周炎は歯肉炎の炎症から始まります。
この歯肉炎を放っておくと当然のことながら、症状はどんどん悪化していきますよね。その結果、歯周炎になってしまうのです。

しかも歯周炎になったにも係らずこれを放っておくと最悪の場合「抜歯」つまり歯周炎を放っておくと大事な歯を失いかねないということです。
そのため歯周炎になる前に自身で出来る予防対策をしっかり行いましょう。

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歯周炎から抜歯のメカニズム

歯周炎はプラークによって引き起こされますが、プラークを日頃の歯磨きできちんと除去しきれていない場合、それが堆積(たいせき)していきます。すると歯と歯肉の隙間から細菌(歯周炎菌)が入り込み炎症が引き起こされます。

それでも早い段階でしっかりしたブラッシングをすることで健康な状態に戻す事が出来るのですが、気付かずそのまま放置してしまうと徐々に歯と歯肉の隙間は広がっていき、その結果「歯周ポケット」が形成されてしまうのです。

そしてプラークが次から次へと歯周組織の内部へと入り込むと歯根面には歯石が付着するだけでなく、歯根を覆うセメント質は汚染され、炎症は更に深い部位へと及んで行きます。

こうなってしまうと、歯を支える歯槽骨は吸収されてしまうのです。
そして歯を支えているはずの歯槽骨が吸収されるということは、歯は支えを失くすことになりますので、動揺してしまいその後抜歯せざるを得なくなります。
これらが歯周炎で歯を失うメカニズムになります。

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歯周炎と仮性ポケット

歯周組織が正常で健康な状態の時には歯根がすっぽり包まれており、組織の外側は歯肉と呼ばれ、歯肉は歯に密着しているわけではありません。
歯肉は上端約1mmの部分にわずかに溝(歯肉溝)があるため歯と歯肉は密着していないのです。

歯肉は歯に軽く押し付けられている状態であるため、炎症が起こることで押し付ける圧力は失われ、更に組織が膨張するため歯と歯茎の隙間が深くなっていきます。
この深くなっていく隙間の事を「歯周ポケット」と言います。

しかしこの状態ではまだ仮のポケットであることから仮性ポケットとも呼ばれており、炎症によって段々と深くなっていきますが、歯周ポケットが深くなったからといってそれが歯周炎である。というわけではないのです。

そのため歯周ポケットが深いというだけで歯周炎であるというわけではありませんので覚えておきましょう。

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歯周炎と歯周ポケット

歯周炎は歯周ポケットが深くなっただけでそう呼ばれることはありません。
歯根部分にはセメント質と呼ばれる物質があり、このセメント質は歯根部象牙質外表を覆っている硬組織のことです。

そしてセメント質の成分は無機質約60%、有機質25%、水15%で骨に良く似ている組織で、I型コラーゲンの線維が入り込んでおり、このセメント質の役割は骨と歯を結ぶ事です。

そこで歯周炎とセメント質にどのような関係があるのかというと、歯周病が進行すること骨と歯を結ぶ役割を果たすコラーゲン線維が炎症により破壊されていきます。
この時初めて歯周炎であるとされるのです。

そのため歯肉が炎症しコラーゲン線維が破壊されるということは、今まで付着していた線維が破壊されるということですから、歯と歯茎の間に溝ができてポケットとなり、これが本当の歯周ポケットと呼ばれるわけです。
これが歯周炎です。

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歯周炎のサイン

歯周炎は慢性疾患といわれる反面、実際は増悪期と静止期が繰り返されていると言われています。そこで質問です。
たまに歯がういたような感覚を覚えたり、歯肉から出血したという状況になったことはありませんか?

もしこのような状態になったことのある方の中で、その時に普段よりも歯磨きを念入りに行ってみたり、歯医者へ行き何かしらの治療を受けられたなどで、上記のような症状が見られなくなったとそのままの状態にしている方いませんか。

実は歯がういたような感じや、歯肉からの出血といったこれらの症状そのものが歯周炎のサインだったのです。そして症状が出て何かしらで症状が治まったからといって歯周炎が治ったというわけではありません。

これこそが歯周炎の静止期と呼ばれるものである可能性があるのです。
そのため歯周炎の予防も大切ですが、歯がういたような感覚や歯肉からの出血が認められた事のある場合には歯周炎を疑い一度検査する事をお勧めします。

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歯周炎の初期

歯周炎は普通の慢性歯周炎であっても、複数のリスク因子が重なる事で治りにくく、時には今まで以上のスピードで急激に破壊活動が行なわれ症状が悪化していく病気です。

日本ではある程度年齢を重ねる事で必ず誰もが歯周病になり歯周炎によって歯が失われ入れ歯になるのが当たり前だと思われていますが、それは間違いです。
これは歯の治療を繰り返していたにも関わらず初期の段階での歯周炎が見逃され放置された結果なのです。

また歯周炎の大敵であり歯周炎の最大のリスクとも言うべき喫煙をする人が多いため今まではそう思われてきました。
実際喫煙されている方とそうでない方の歯周炎にかかる割合などにも変化があるのです。

そのため歯周炎は初期の段階で発見できれば、適切な治療を受けきちんとした自己管理をすることで歯を失うことなく生涯に渡って自分の歯を維持していくことが可能なのです。

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歯周炎と体の抵抗

人間の体ので唯一裂け目のある部分がどこかご存知ですか?
その裂け目は最も弱い部分でも有ります。
そこで人間の体の中でも最も弱く唯一の裂け目部分とは、歯と歯茎の境目です。

歯根のセメント質に歯肉のコラーゲン線維が入り込んでいるのですが、実は外側には溝ができています。そして体が有害物質に抵抗する事で歯肉に炎症が起こり、溝は段々と深くなっていきます。

しかし溝が深くなっただけでは歯周炎とは言いません。何故ならまだこの段階ではまだ組織破壊が開始されていないからです。ですが困った事に体の防衛反応によ敵の有害物質への攻撃は、敵のみならず味方までも攻撃してしまいます。

つまりここで言う味方とは歯を支えている組織の事で、体の有害物質への攻撃が歯を支える組織までも攻撃してしまう事で破壊されてしまい、結果歯周炎となります。
そのため歯周炎はプラークが唯一の体の裂け目で繰り広げる独特の病気である。とも言うことができるのです。

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